金居達朗
琵琶湖を望む滋賀県高島市の箱館山スキー場に、地元特産の「高島ちぢみ」で織られた「虹のカーテン」が設置されている。27日は、全国914地点のうち251地点で今年最多を更新するなど全国的に猛暑日となった。標高600メートルを超える箱館山は平地より気温が数度低く、訪れた観光客らは風に揺れるカーテンがもたらす涼感を楽しんでいた。
「虹のカーテン」は2019年から始まった取り組みで、虹色と白色に染めたちぢみ195枚がつるされている。カーテンを抜けると、琵琶湖を見下ろす景色が一望できる。
「虹のカーテン」に向かう小道には、882個の虹色の風鈴が飾られている。場内ではピンク色の花を咲かせるペチュニアが見頃を迎えている。ジップラインなどのアクティビティーも楽しめる。
虹のカーテンの設置は、夏季シーズンの営業が終わる11月12日まで。入園料は大人2500円、小学生以下1200円、駐車場千円。問い合わせはスキー場(0740・22・2486)。(金居達朗)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル